(投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

綿田砂防ダムの損傷

  • Trump
  • 2017/08/17 (Thu) 18:05:23
豊後大野市朝地町綿田の地滑り土隗のへりにある砂防ダムの損傷状況。ダルマ落としのようです。

Re: 綿田砂防ダムの損傷

  • タカタカ
  • 2017/08/20 (Sun) 14:53:51
砂防ダムの袖部が、側圧によって破壊されているようですが、砂防ダムに対する側圧の計算ってあるのでしょうか?

Re: 綿田砂防ダムの損傷

  • S.G.
  • 2017/08/18 (Fri) 21:28:40
土塊の圧力は凄まじいですね!

球状のコンクリューション

  • S.G.
  • 2017/08/18 (Fri) 21:44:08
 ある方の情報により、施工中のトンネル坑口近くの土捨て場?に行くと、ありました!球状の砂岩です。
 近くには乳岩神社〔厚い砂岩層中に球状のコンクルーション(ノジュール)が生じており御神体になっている〕もあるため、厚い砂岩層の中にあった球状のコンクルーションの可能性があります。
 構造的円磨で生じた球状ブロックとは、表面に圧縮せん断を受けた痕跡があるか否かで判断できます。圧縮せん断を受けた痕跡があれば球状ブロック、なければ球状コンクリューションです。
 それにしても自然界はよく似た造形を生み出すものですね。

Re: 球状のコンクリューション

  • タカタカ
  • 2017/08/19 (Sat) 11:20:06
立派ですね~~~場所が乳岩神社近くと言うことは、清武周辺と言うことですね。それにしても、こんな大きなものがなぜ、どうやってできたのでしょうか?また、眠れなくなりそう(>_<)

宮崎層群綾層の泥岩

  • S.G.
  • 2017/08/09 (Wed) 23:41:06
 この写真は、九州山地と宮崎平野の境界付近ある綾神社下の谷にみられる宮崎層群の泥岩です。
 九州山地は四万十累層群、宮崎平野は宮崎層群が分布し、綾神社付近は宮崎層群の基底礫岩分布域に近いと考えられますが、礫岩や砂岩ではなくこのように厚い泥岩が分布しています。この厚い泥岩は地球大気温暖化による海水面の上昇によって生じたと考えられています。
 ハンマー上方の褐色に風化した泥岩に生じている地表に平行な板状の細かい亀裂は応力解放によって生じた節理でシーティングジョイントと呼ばれています。

Re: 宮崎層群綾層の泥岩

  • S.G.
  • 2017/08/10 (Thu) 23:00:09
 下の写真の縦亀裂付近の接写です。
 10年ほど前の写真ですので、この露頭が現在あるかどうかは分かりません。

Re: 宮崎層群綾層の泥岩

  • S.G.
  • 2017/08/10 (Thu) 22:57:54
 この写真は法華岳公園付近の深年川左岸にみられる厚い砂質シルト岩(泥岩)の上位に載る砂岩層ですが、砂質シルト岩層と砂岩層の境界付近がせん断すべりを起こしているようです。このため砂岩層は多少ズレ動いているようで、幅の広い縦亀裂が生じて、そこに河床砂礫が挟まっています。

Re: 宮崎層群綾層の泥岩

  • タカタカ
  • 2017/08/10 (Thu) 08:58:27
綾神社の周辺には、厚い泥岩や地表に平行な板状のシーティング節理などみるべきものがあるようです。巡検の候補地に考えておきませんか?この場所では、砂岩の分布はみられないのでしょうか?

国会で高い値段を言ってしまった麻生太郎

  • うさぎ777
  • 2017/08/06 (Sun) 14:15:38
国会で高い値段を言ってしまった麻生太郎

http://park.geocities.jp/jpcdebate/0203/p031.html#page200

「カップラーメンの値段が分からない」と参院外交防衛委員会で問題視発言があった。

( http://sky.geocities.jp/datepedia/02/update.html )

( http://park.geocities.jp/jpcdebate/0103/p031.html )

( 個人的意見 )

福岡北部豪雨災害

  • タカタカ
  • 2017/07/30 (Sun) 11:03:38
もう3週間になりますが、福岡の豪雨災害地の現状を見に行ってきました。テレビでは流木災害の模様が伝えられていましたが、橋にダムアップしたような流木は、かたづけられていました。
印象的だったのは、広範囲に堆砂した中に、一階部分を埋められたまま家屋です。堆砂深は1mあまりでこの下には、道路、畑が埋められていると思います。
撮影:2017/7/29

Re: 福岡北部豪雨災害

  • S.G.
  • 2017/08/05 (Sat) 06:54:37
タカタカさん。写真をありがとうございました。
 堆砂が白いのは真砂が主体だからでしょうか?
 確かに真砂は崩れやすいですが、これだけの堆砂は記憶にありませんので、気象が変化している可能性がありますね。
 また、堆砂の表面に水流の跡と考えられる模様が見えますね。水流の強さなどによって流痕が変化しているようです。

鹿児島湾地震

  • Trump
  • 2017/07/26 (Wed) 16:59:04
鹿児島湾では、2016/11/26から2017/7/19の間に、震度1以上の地震が26回しています。2017/7/11には震度5強が発生しました。いわゆる火山性地震とは異なると思いますが、深さは浅いです。

今朝の硫黄山

  • タカタカ
  • 2017/07/23 (Sun) 07:03:49
今朝のえびの高原からのライブカメラは、硫黄山から垂直に上がる噴煙を捉えています。ただ、これは噴気活動が特に大きくなったわけではなく、今朝のえびの高原が無風状態のため、噴煙が垂直に上ったためです。
映像:気象庁火山ライブカメラ

浅い海での堆積構造

  • S.G.
  • 2017/07/19 (Wed) 22:50:14
 日南市目井津港防波堤裏の岩石海岸にある厚い砂岩の層の中に見られるマッドドレイプ(mud drape)と考えれる層です。
 津波や潮汐の満ち引きの間の流れが止まる時(憩流;潮どまりslack water)に、それまで流れに漂っていた泥や微細砂などの細粒分が沈下して堆積した層をマッドドレイプ(mud drape)といいます。
 津波堆積物でない限り、マッドドレイプはその地層が潮汐によって水流が反転する環境で堆積したことを示します。

Re: 浅い海での堆積構造

  • S.G.
  • 2017/07/20 (Thu) 06:00:19
この写真では、平行葉理の発達した連続する砂層の上下にマッドドレイプ(mud drape)を挟む生物擾乱が著しい砂岩層が連なっている様子が見られます。いずれの砂岩層も細砂が主体であり粒度の違いはほとんどありません。よって、堆積時における物理的な条件に違いはほとんどないといえます。
 それにもかかわらず大きな岩相の違いが生じたのは、暴風時に海底砂が移動するような海底のうねりがあり、生物擾乱層が洗い流され、その上位に流れて来た砂が堆積し、その後の平穏時に再び生物擾乱層が形成された結果であると考えられます。
 つまり、この写真の地層は外浜沖浜漸移帯(水深20m前後)で堆積したものと考えられます。
参考文献;八木下晃司(2002)「岩相解析および堆積構造」古今書院P69-71,保柳康一・公文富士夫・松田博貴(2004)「堆積物と堆積岩」共立出版P115~117

投稿者削除

  • (削除)
  • 2017/07/19 (Wed) 06:34:29
(投稿者により削除されました)

水圧破砕を受けた?厚層砂岩

  • S.G.
  • 2017/06/19 (Mon) 23:16:49
 宮崎市の青島バイパス中の本法面は、平成15年の建設時に変状をきたし、対策工(法枠+鉄筋補強土?)が施工されていましたが、再び変状したのか、補修工事が行われています。
 その切土法面に現れた不規則にブロック化した厚層砂岩(宮崎層群)です。下位の泥岩優勢砂岩泥岩互層に変形がないため、断層運動ではなく、厚層砂岩の液状化時に放出された間隙水により周辺の泥岩が流動化して厚層砂岩をばらばらにした(水圧破砕した)のではないかと考えられます。
 高圧の地下水によって乱された泥岩は不規則な劈開が発達して非常に脆弱となりやすい場合があります。この法面は層理面が受け盤状でありますが、それにもかかわらず変状が止まらないのは、泥岩中に発達した不規則な劈開のせいかも知れませんね。

Re: 水圧破砕を受けた?厚層砂岩

  • S.G.
  • 2017/07/17 (Mon) 22:01:23
タカタカさん、詳しい考察をありがとうございました。
 傾斜が30°以下の斜面では、斜面変動がないかぎり7300年前のアカホヤが残されていることが多いようです。この切土法面の上部は以前は傾斜30°以下の尾根であったことが考えられますので、斜面変動がなければアカホヤがどこかに残っている可能性は高いですね。
 この付近の尾根や河川は突然方向が変化することがあると聞いています。
 斜面変動が著しい地帯なのかも知れませんね。

厚層砂岩の変状原因

  • タカタカ
  • 2017/07/12 (Wed) 10:45:25
層厚砂岩層の再度のアップありがとうございます。この写真では砂岩層全体が撮影されているので、変状がよくわかります。
①写真右側に見られる砂岩層の縦方向の亀裂は、断層です。
=>宮崎層群の断層には、断層に平行な節理はよく見られます。
②砂岩層は写真の左側では地表に近く、ここでは砂岩層の岩塊化が進み、右側では亀裂はみられるものの、岩塊化は進んでいない。
=>このことは砂岩層が地表の風化の影響を受けていると考えられます。
③砂岩層の上部には土壌部分がありますが、ここにアカホヤが見えない。
=>宮崎層群分布地域では、表層にアカホヤ(7300年前)の分布が見られる所が多いです。アカホヤが存在するのはアカホヤ降下後7300年地表変動が無かったことを意味します。しかし当該法面の表層部にはアカホヤが見られないので、この斜面はなんらかの原因による(地震、表層崩壊、クリープなど)砂岩層を撹乱する現象があったと考えられます。
④砂岩層下位が岩礫化している
=>砂岩層が動いたことを意味している。

以上からこの砂岩層は層理に沿ってすべったが、現在は停止状態にあると考えられます。

Re: 水圧破砕を受けた?厚層砂岩

  • S.G.
  • 2017/07/09 (Sun) 15:59:47
青島バイパスの切土法面補修工事が進行し、見える地層の範囲が広くなりました。
 地層をよく見ると添付ファイルのように、液状化の痕跡があることが分かりました。
 つまり、この厚い砂岩が未固結~半固結の時期に、地震等により液状化が生じ、そのときに生じた過剰間隙水圧が、砂岩自体と周辺の泥岩を破砕した可能性があります。

Re: 水圧破砕を受けた?厚層砂岩

  • S.G.
  • 2017/06/21 (Wed) 07:12:05
タカタカさん。詳しい解析をありがとうございました。
粘土鉱物まで変化させる地中の変形が、地表に晒された結果、重力によって再び変形するメカニズムですね。
 地層の詳しい観察とそれを実証する試験が大切であることが分かります。
 また、液状化は厚い砂岩が未固結~半固結時(つまり遠い昔)に生じているということで、砂岩が液状化するということではありません。誤解を招く表現で申し訳ありません。

Re: 水圧破砕を受けた?厚層砂岩

  • タカタカ
  • 2017/06/20 (Tue) 09:46:22
現地に行ってきましたが、乾燥が進んでいて、砂岩と泥岩の境界付近がよくわかりませんでした。提示された写真では泥岩の上部に浸潤帯があることがよくわかりました。

この写真から動きの推移を考えますと、現場は泥岩層が粘土化した上を、砂岩層がすべりその結果砂岩層の下位が破砕されたものと推定されます。したがってここの粘土からは、泥岩の主粘土鉱物であるイライトとともに、層間に生じたスメクタイトも存在することが予想されます。また層厚砂岩に見られるブロック化は、すべりによる変異により生じたものと思われます。
宮崎層群では、このように泥岩層上を砂岩層が滑るタイプは、時々見られます。また変状が数年~十数年間隔で生じるのは、砂岩層の下位に生じた粘土層が帯水層となり、同時にすべり層となるためです。

熊本地震の爪痕

  • S.G.
  • 2017/07/04 (Tue) 23:05:16
 この熊本城の写真は、熊本地震直後ではなく、現在の熊本城の写真です。大天守・小天守は修復工事が進められていますが、大部分はこの写真のように手つかずの状態です。
 言葉が出てきません

Re: 熊本地震の爪痕

  • S.G.
  • 2017/07/05 (Wed) 21:38:01
 石垣が全面的に倒壊した上の写真の堀には秘話があります。
 上の写真の堀は、宇土櫓の堀に比べてかなり浅くなっています。以前は深い堀だったのですが、甚大な被害が生じた白川大水害(昭和28年〔1953年〕西日本水害とも)時に、土砂に埋まった市街地の残骸をこの堀の中に廃土(埋土)したために堀が浅くなったそうです。
 災害処理がはかどるとともに低くなった石垣は安定性が増す(一石二鳥)と思ったのでしょうか。廃土(埋土)の結果、武者返し付近の急な勾配の石垣だけが地上にでる形になってしまい、安定性はかえって低くなったのかも知れません。
 つまり、石垣が示力線より前面に出る状態になっていたのかも知れません。

Re: 熊本地震の爪痕

  • S.G.
  • 2017/07/05 (Wed) 20:20:16
Trumpさん、コメントをありがとうございます。岡積先生の示力線方程式は詳しくは知りませんが、擁壁の安全な限界高が、示力線の位置によって求まるのではなかったかと思います。
 国指定重要文化財にもなっている宇土櫓の石垣(石積み)はずいぶん高いですが、変状が生じていません。熊本地震の直前に耐震補強が成されたのは建物だけだったのでしょうか?武者返しが効いているのでしょうか?立派すぎる石垣です。
 

Re: 熊本地震の爪痕

  • Trump
  • 2017/07/05 (Wed) 17:49:41
岡積満の示力線方程式を思い浮かべるのは私だけでしょうか。(-_-;)

六月の斜面崩壊

  • Trump
  • 2017/07/03 (Mon) 18:39:55
西都市小八重の岩盤崩壊。電話、電気の配線は復旧済みです。

Re: 六月の斜面崩壊

  • Trump
  • 2017/07/05 (Wed) 13:18:42
白石勘場トンネルです。

Re: 六月の斜面崩壊

  • タカタカ
  • 2017/07/04 (Tue) 16:29:51
トンネルが見えていますが、どこでしょうか?

豊後大野市朝地町綿田

  • Trump
  • 2017/06/13 (Tue) 08:16:36
地滑り地西側の砂防ダム、流路工の被災が報じられていましたが。砂防ダム左岸の袖が鉛直方向に曲げ破壊しています。袖の基礎地盤が支持力を失ったもののようです。

Re: 豊後大野市朝地町綿田

  • Trump
  • 2017/07/05 (Wed) 13:15:03
2017/5/28(左)と2017/6/11(右)の比較。

深海底にできたさざ波の化石

  • S.G.
  • 2017/05/05 (Fri) 09:54:21
 南郷道の駅付近から海岸に下っていったところにある日南層群中の砂岩上面に見られるカレントリップル(1方向の流れによって砂に生じた波の痕跡)。流れが緩やかだと直線状になり早くなるとうねり、もっと早くなると舌状になります。写真はややうねりのあるカレントリップルですね。
 さざ波と言えば渚(波打ち際)などの浅い海に生じますが、深海底でも乱泥流が流れてきた後に流れの余勢で緩やかな一方向流が起き、そのときに海底にさざ波のような波打った流れが生じ、海底の砂がさざ波の形を作ります。その形がその後に堆積する泥によって鋳型のように保存されるとさざ波の化石(カレントリップル;漣痕)ができます。

Re: 深海底にできたさざ波の化石

  • S.G.
  • 2017/06/21 (Wed) 19:49:28
「深海底にできたさざ波の化石」とは語弊のある表現で申し訳ありません。この地層は日南層群の南郷オリストリス(深海相)です。「深海にさざ波が立つわけないではないか」とお叱りを受けそうです。ただ、同じ場所で観察されるリップルマークの断面を見ますと海底付近では波打った流れが生じているようです。
 クライミングリップルのようですが、クライミングリップルが水流によって浸食されているところがあるようです。数10cm/秒の波打つ流れが継続し、しかも砂の供給も継続したと考えられます。
 このような堆積は、一度期の乱泥流では生じることが難しいと考えられますので、河川の洪水時に浅い海底で懸濁物が集積して比重が増し、深海まで流れ落ちたときに生じると言われるハイパーピクナルフローで形成されたのかも知れません。
因みに、この地層は斜交葉理のカーブから逆転している(上下が逆)と考えられます。
 地球表層はダイナミックに動いていますね。

「さざ」つながりで

  • 貸本屋
  • 2017/05/22 (Mon) 00:34:33
「さざ波」,「々」が続いていますので,「さざ」つながりで,日本「サザエ」に学名が無かったことについての採れたてのホヤホヤの話を投稿してみます。
そこには,
『誰かが誤った見解や偏った解釈を述べ、後発研究者がそれを鵜呑みにしてしまえば、間違いは際限なく流布され、ついには誤りの方が正解であるかのように受け止められることもあります。
・・・
我々は、よく知っているつもりのサザエすらも、今の今までアイデンティティを把握しきれていなかったのです。
この一件は、生物に関する我々の知識は今なお甚だしく不完全で、錯誤や偏見も多く混入しており、そのことを十分に自覚した上で自然界に接するべきであるという教訓になりうるでしょう。』
ということが書かれています。
参考文献は下記です。
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id468.html
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press29/press-170519.pdf

Re: 深海底にできたさざ波の化石

  • S.G.
  • 2017/05/18 (Thu) 23:58:03
 タカタカさん、波浪の海底面への影響深さを教えて下さりありがとうございます。また、Trumpさんも水深18mの漣痕の写真をありがとうございました。水深18mというのは外浜の深さですね。外浜は一般に水深20m付近までと記してありますが、タカタカさんの記事を参考にしますと水深30m付近までは外浜になることがあるようですね、この水深までは静穏時にも波の影響が海の底に現れるようです。(添付ファイルの上の図を見て下さい)
 リップルマーク(漣痕)は、渦を巻くような流れで生じやすいですが、渦を巻くような流れは、乱流の一種だと考えられます。乱流では添付ファイルの下の図(ヒュールストロームダイヤグラム)のように砂の粒子が動きやすくなります。また、海底面付近の砂粒子に当たる流れが乱流になりはじめる(粗面速度になる)と粒子はさらに動きやすくなります。
 流速が20cm/秒を越えてくると、砂質の海底面は波打ってきます。すると一方向流でも海底面に渦巻く流れが生じて砂粒子が動きやすくなり、リップルマーク(漣痕)ができる堆積環境が生じると考えられます。

Re: 深海底にできたさざ波の化石

  • タカタカ
  • 2017/05/18 (Thu) 22:36:46
昔、サーフィンをしていたときに、表面の波浪の影響はどのくらいまであるのだろうと思って、潜ったことがあります。2,3m潜ると、波浪によって海底の砂が動いているのが解りました。後日これが漣痕というものであることを知りました。漣痕ができる限界深さは4mくらいまでは潜れましたが、それより深くは私の潜水限界でした(^-^)その後、ナショナルジオグラフィックを読んでいた所、波浪による海底への影響は30m位である」と書いてあったのをおぼえています。

Re: 深海底にできたさざ波の化石

  • Trump
  • 2017/05/18 (Thu) 16:19:04
水深18mの漣痕。

Re: 深海底にできたさざ波の化石

  • S.G.
  • 2017/05/17 (Wed) 23:45:10
タカタカさんのご質問にお答えいたします。
 深海底では普段はほとんど大きな流れはありませんが、地震や大洪水などで大陸棚縁辺部の土砂が崩れて、乱泥流となって大陸斜面を下る現象が数十年~数千年に一度起きます。この乱泥流は深海底の海底扇状地まで達して土砂を堆積させます。このときの乱泥流の構造は添付ファイルのようになっていると考えられています。
 つまり、乱泥流は2相構造になっており、下部は非ニュートン流(土石流状)ですが、上部はニュートン流(層流)で河川等での一方向流と同じようになるようです。添付ファイルの右側の柱状図(バウーマシーケンス)を見ると、リップル葉理は乱泥流の2相のうち上部の層流によって形成されるようですので、カレントリップルになると考えられます。一方向流がある程度早いと底面との摩擦により波打つような流れが生じ、往復流によるさざ波ではないもののさざ波に似た模様ができるのだと考えられます。

Re: 深海底にできたさざ波の化石

  • タカタカ
  • 2017/05/13 (Sat) 14:16:31
深海底にできるさざ波化石のでき方についての説明ありがとうございました。
ただ少し疑問なのは、「深海にさざ波ができるのか」という点です。引用写真に「平朝彦(2004)地層の解説18ページ」にリップルのでき方が,イラストで描かれていますが、この図は河川や波打ち際でできるリップルと思います。最近、深海探査船が撮った写真をネットで見ることがありますが、さざ波は見たことがありません。砂質のリップルができるためには、秒速1cmから10cmの流速(ヒュールストロームダイヤグラムより)を要しますが、深海底にそのような流れがあるのでしょうか?

Re: 深海底にできたさざ波の化石

  • S.G.
  • 2017/05/12 (Fri) 19:06:28
上記の内容を補足いたします。
カレント:流れ、リップル:波状の模様 という定義があります。このことを考慮しますと、厳密には以下のようになります。
1)海底を流れる土石流で生じる流れは、一定方向に流れであり、実際にさざ波(振動流、往復運動)が生じるわけではない。つまり、海底土石流に起因するリップルは、あくまでカレントリップルでありウェーブリップルではない。よって、写真はさざ波の化石ではない。深海底に出来た波状模様の化石である。成因は海底での乱泥流であり、さざ波ではない。
2)ウェーブリップルは、さざなみ波のような振動流(往復運動)によって、砂質堆積物などよりなる表面に生じる波状の模様である。
3)カレントリップルは、一定方向の流れによって、砂質堆積物の表面に生じる波状の模様である。
4)漣痕:波状模様の痕跡なので、成因として一定方向流、振動流、複合流がある。
5)一方向流によって生じるカレントリップルは流れの方向に移動するためにリップル斜交葉理(不連続な葉理)が生じますが、ウェーブリップルでは波マークの尾根部や谷部を越えて連続した葉理が生じます。(添付の図参照)よって、両者を見分けるには葉理の形態を確認する必要があります。

祖母・傾・大崩山がエコパークに

  • タカタカ
  • 2017/06/15 (Thu) 15:13:18
昨夜テレビのテロップに、宮崎・大分の県境にまたがる地域が、エコパークに認定されたことが伝えられました。この地域は花崗岩で構成され美しい岩峰や渓谷があり、多くの登山家が訪れています。地質的にも花崗岩が陥入し、巨大なカルデラを形成した後、周辺には岩脈が取り囲んだコールドロンと言う珍しい地質です。
高速道路もできて延岡が近くなったので、近いうちに巡検を企画しましょう。